「統合失調症で障害共済年金3級が遡及で決定し、提出月から2級となり年額190万円受給できたケース」
2020/04/23
相談者:女性(30歳代)
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害共済年金3級(認定日)、現症日2級
支給開始月から更新月までの総支給額:約732万円(年額190万円/加算額44万円、内遡及額366万円)
・相談時の相談者様の状況
心理士の先生からお電話を頂き、平田村で役場の担当者と一緒に面談を行いました。
大学病院の看護士として働いているときに、リーダーとなり精神的負担も増え受診となり休職と復職と繰り返して退職。震災後に実家に戻っていた。結婚と出産後も通院はしており今は実家に戻っている。子育ても日常生活も両親の助けがないと成り立たない状況でした。
・相談から受給決定までのサポート
大学病院が私学共済であった事から、私学共済に申請様式の依頼を行いました。初診時の病院が東京であった為郵送にて診断書を依頼し認定日時点の診断書を作成して頂きました。また、現在の病院にも診断書の依頼を行いました。提出先が私学共済である事と、現在ご主人は親の介護の為別居であった為その旨の申し立てを併せて行いました。
・結果
提出のタイミングが非常に良かったからですが、提出して到着した翌日に認定会議が開催され提出から1週間も経たずに「認定日3級・現症日2級」と認定され追加書類の提出を求められました。その後2カ月ほどで共済分は入金ととなりました。また、現症日2級となったため障害基礎年金も受給となるのですが、こちらの入金は2か月後となりました。
【社労士から一言】
初診日が共済加入期間である場合、提出先が各共済となるため提出先・様式の確認が必要となります。上記のように認定のやり方も各々の共済毎に異なります。また、2級以上に認定されると共済から年金機構に伝達され後日基礎年金分が支給されることとなります。
[国家公務員共済(日本郵政グループ・防衛省共済)、地方職員共済組合(教職員・県・市町村)、日本私立学校振興・共済事業団など]
--------------------------------------------------------------------
福島障害年金相談センター
住所:
福島県郡山市鶴見坦三丁目5番8号
電話番号 :
050-6865-2533
--------------------------------------------------------------------
【対象エリア】
郡山市 須賀川市 田村市 鏡石町 石川町 玉川村 浅川町 古殿町 三春町 天栄村 平田村 小野町
福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村
白河市 西郷村 泉崎村 中島村 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 矢吹町
いわき市 南相馬市 相馬市 浪江町 葛尾村 新地町 広野町 楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 川内村 飯館村
会津若松市 会津坂下町 湯川村 柳津町 会津美里町 三島町 金山町 昭和村 南会津町 下郷町 桧枝岐村 只見町
喜多方市 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町
【対象傷病例】
[眼]
網膜色素変性症・網膜剥離・緑内障・糖尿病性網膜症 等
[聴覚/平衡機能/咀嚼嚥下/言語障害]
感音性難聴・突発性難聴・聴力障害・メニエール病 等
[肢体]
変形性股関節症 (人工関節) ・脳梗塞・パーキンソン病・脳出血・関節リウマチ・糖尿病性末梢神経障害
変形性膝関節症・線維筋痛症・くも膜下出血・ギランバレー症候群・ワレンベルグ症候群・多発性硬化症
変形性肩関節症・頚椎性脊髄症・SLE・体幹機能障害・脳性麻痺・膝部淡明細胞肉腫 等
[精神]
うつ病・統合失調症・双極性障害・発達障害・自閉スペクトラム症・知的障害・器質性精神障害・気分障害
高次脳機能障害・アスペルガー症候群・精神発達遅滞・若年性アルツハイマー 等
[呼吸器]
自己免疫性肺胞蛋白症 等
[循環器]
大動脈解離 (人工血管) ・ペースメーカー・拡張型心筋症・心筋梗塞・心内膜欠損症・大動脈弁膜拡張症 等
[腎疾患/肝疾患/糖尿病]
慢性腎不全 (人工透析) ・アルコール性肝炎・糖尿病・ネフローゼ症候群・自己免疫性肝炎・C型肝硬変 等
[血液/造血器/その他]
癌 (直腸がん/胃がん/乳がん/卵巣がん/前立腺がん/肺がん/子宮頸がん/S状結腸がん/膵臓がん)
脳腫瘍・筋ジストロフィー・クローン病・白血病・短腸症候群・神経芽腫・全身性エリテマトーデス
骨髄異形成症候群・半下垂体機能低下症・無ガンマグロブリン血症 等