「うつ病で障害共済年金2級が決定(H19.5受給権発生)したケース」
2020/09/04
相談者:女性(40代)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害共済年金2級
次回更新月までの総支給額:約960万円(年額154万円/遡及806万円)
・相談時の相談者様の状況
ご両親と一緒にご相談にいらっしゃいました。10年以上前に関東で教員をしていた頃に発病されて、現在まで申請を行ったことは無いとの事でのご相談でした。現在まで通院を続けており、仕事への復帰が出来ない状態が続いていました。
・相談から請求までのサポート
初診日が10年以上前で当時は両親が現地と実家のある福島県の病院へ連れて行っており日付の記憶があいまいだったのでそちらの確定に少々時間を要しました。記録が残っていたため初診日が確定できました。実家に戻ってからは継続して同じ病院へ通院されていた為、認定日と現在の診断書が作成して貰えたので認定日での請求を行う事が出来ました。
・結果
障害共済年金2級での決定となりました。そして1か月遅れて基礎年金の2級が決定されました。2級以上の場合基礎年金の決定と通知が遅れて届きます。
【社労士から一言】
初診日が共済年金の加入期間中にある場合、初診日の特定と認定日請求が可能かどうかをあらかじめ確認しておくことが必要となるケースがあります。これは認定日が年金一元化より前にある場合は障害共済年金となり、その後は障害厚生年金の請求となるため請求の様式が異なることがあるからです。添付書類が申請時は少なく認定後に追加となるケースもあり共済毎に進め方・提出先等確認が必要となりますのでご注意下さい。
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福島障害年金相談センター
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