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主治医に相談したら、専門の社会保険労務士に依頼したら・・と言われた

主治医に相談したら、専門の社会保険労務士に依頼したら・・と言われた

2020/07/20

福島障害年金相談センター
 自閉症スペクトラム症で母親が40代の息子さんに代わって申請をしていたケースです。役場に通い何度も指示・確認を受けて提出をしていたようです。提出して3カ月が経過すると審査遅延のお知らせが届きますが、合わせて返戻も来ました。
 不足書類の整備と内容の確認、内容が変更となる場合には追加の書類訂正等が「返戻」という形で戻ってくることがあります。中には「医師照会」ということで具体的に診断書作成の医師に症状や検査結果・所見等について追加書類の提出を求められることもあります。
 今回のケースでは、提出した診断書について作成すべき時期が違うので審査を進めることが出来ない。書類の不足と書類の訂正が必要である。もし変更するのであれば新たに書類を作成するようにと指示がありました。これらを診断書を作成してくださった主治医に相談した所、要点を得ずこのままでは不支給になってしまいそうなので専門家に相談してみたらどうかをお話しをして頂き当センターへお電話を頂きました。
 提出した書類一式が役場に戻ってきていましたので、一度返して頂いた上で当センターに送付して頂き内容を確認しました。不足書類等は役場で取得できるものでしたので、すでに準備されていました。大きなポイントは診断書の現症日と呼ばれる作成時期が間違っていたことです。通常は認定日:初診日から1年6カ月経過した日から3か月以内か20歳の誕生日の前後3カ月以内と現症日:申請する日前3か月以内の診断書を提出します。このケースでは現在と5年前の診断書を提出しており、認定日時点の診断書を提出するかどうかという返戻でした。
 提出前の相談でおそらく何か説明の食い違いがありそのまま提出してしまったようです。医師からすれば通常は書いても2枚の診断書について3枚目を作成する話なので、不可解なものと考えたようです。

 今回のケースでは同じ主治医が5年以上前の認定日・初診日から継続して診てくださっていた為診断書を作成してくださることとなりましたが、無料ではない診断書を余分に作成・支払いすることとなり、審査期間も更に伸びてしまっています。書類をきちんと揃えて提出することが、スムーズな審査に繋がります。窓口では解釈の違いで書類の整備が進んでしまう今回のようなケースもまだまだ存在します。書類不備で落とされてしまっては不利益にしかなりません。専門家(=社会保険労務士)に依頼するという選択肢をお持ちいただければ幸いです。

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福島障害年金相談センター
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