相談者：女性（40歳代）

傷病名：うつ病

決定した年金種類と等級：障害厚生年金2級（提出先は市町村職員共済組合）

支給月から更新月までの総支給額：約488万（年額136万／加算額22万）

 

・相談時の相談者様の状況

　　うつ病で月一で通院。ときどき入院もある。仕事はずっと休みがちで病院の先生から就労復帰するのは難しいとの話があり障害年金を提案されたとのこと。初診日は共済年金加入。相談会を提案したところ、現在外に出るのも難しい状態なので参加はできないということでした。制度の説明などをし依頼をしたいとのことでしたので面談はせずに郵送にてやり取りをすることとしました。

 

・相談から請求までのサポート

　　市役所にお勤めで現在は休職中の為、福利厚生室と連絡を取り書類の手配を行いました。初診日は15年ほど前でしたが、認定日の診断書・現在の診断書ともに作成して頂く事が出来ました。年末に電話を頂き3月には申請書類が揃えられ提出することが出来ましたが、ここからが苦難の始まりでした。

3月市役所福利厚生室へ提出

5月福島を経由して連合会での審査へ

9月認定日の診断書について医師照会の為返戻、よく10月に所見を追加提出

12月復職出来ず退職

　　翌年3月「認定日不支給・事後重症2級」との連絡があり追加書類の整備

6月ようやく年金証書到着と入金

7月基礎年金証書到着と初回分入金

・結果

　　受託から1年6カ月以上かかりましたが、障害厚生年金2級の受給が決定し、約158万円／年額の受給が決定しました。

 

【社労士から一言】

　ご本人の不安も大きく何度も問い合わせをし続けましたが、2級決定まで1年、支給されるまでには更に３～４カ月がかかりました。その間に退職・転居もあり連絡も取りづらい時期もありました。何よりも受給できたことで救われた気がしました。