「慢性腎不全で障害厚生年金3級となったが再審査請求で2級に変更となり年額136万円が受給出来た事例」
2020/06/15
相談者:女性(50歳代)
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約838万(年額114万/加算額22万)
・相談時の相談者様の状況
糖尿病内科で30年近く治療を継続していた。近い将来に透析導入は言われている状況で相談会にいらっしゃいました。
・相談から請求までのサポート
現在に至るまで同じ病院で治療を継続していたため初診日も特定することが出来ました。透析導入ではない為血液検査の数値次第で2級となるか3級となるかが分かれる可能性が高かったため、当初記載のなかった内因性クレアチニンクリアランスの数値の追記をお願いしました。
・結果
当初3級認定となりましたが、認定基準ではどうみても2級相当であったため審査請求を行いましたが棄却、更に再審査請求を行いました。更新時期が来て診断書依頼後に透析導入となり診断書の訂正をお願いし更新を提出しました。この時点で2級認定になる事は想定していましたが審査会の直前で2級認定をするので「取下げ」の依頼が来ました。2年近くかかりましたが主張が認められ、結果として当初から2級で更新は5年更新となりました。
【社労士から一言】
不服申し立てで審査請求、再審査請求となるとおよそ2年がかりとなります。今回は審査会直前で厚生労働省から電話があり「何?」という感じでしたがこちらの主張が認められたため「取下げ」を選択致しました。専門家としての知識習得は勿論ですが、「あきらめない!」ことも大切な資質だと感じました。
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福島障害年金相談センター
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