相談者：女性（30歳代）

傷病名：注意欠如多動性障害

決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約208万円（年額78万円）

 

・相談時の相談者様の状況

　　ソーシャルワーカー様からご連絡を頂き、病院の相談室にてソーシャルワーカー様同席で面談を行いました。初診日は恐らく13年ほど前でいくつもの病院に、いくつもの症状で通院をされていました。ある程度の病歴はソーシャルワーカー様がまとめていらっしゃいましたのでそちらを参考に症状ごとに整理を行いました。

 

・相談から請求までのサポート

現在の症状に繋がる通院歴・初診日の確認作業、年金記録の確認で初診日としての要件を確認しながら進めていきました。現在の症状については、相当に悪化していることから主治医が診断書作成を了承してくださっていましたので、ポイントは初診日の特定と書類の整備となっていました。受診状況等証明書はいくつか取得し、通院歴と突き合わせて内容を確認していきました。

・結果

　　ご依頼から2ヵ月ほどで書類が整い提出、審査期間も2カ月半ほどで決定され障害基礎年金2級で無事受給することが出来ました。

 

【社労士から一言】

　　実は5年ほど前から、デパスの処方薬依存、アルコール依存があり、仙台市の専門病院に通院し治療をしていました。昨年3月救急搬送され3か月ほど入院の間にデパスの服用を止め、アルコール摂取のない生活を行うことができ依存症は改善しました。その後ADHDの症状で治療を行い、症状が落ち着いた段階で診断書を作成して頂くことが出来ました。違法薬物やアルコールの依存症による症状については対象外とされていますので、その影響がある場合は不支給とされてしまいます。