「慢性腎不全(人工透析)で障害基礎年金2級が決定し年額78万円受給できたケース」
2020/03/03
相談者:女性(50歳代)
傷病名:慢性腎不全(人工透析)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給開始月から更新月までの総支給額:約351万円(年額78万円)
・相談時の相談者様の状況
いわき市に避難して、避難生活の中で食事療法での血糖コントロールが出来ず慢性腎不全となった奥様の件でご主人がご相談にいらっしゃいました。当時の病院が廃院・閉鎖・避難地区等となっており初診日の特定が出来なくて困っていました。ただ、ご主人が色々と問い合わせをしており、初診と思われる病院の診療記録等を取り寄せていました。
・相談から受給決定までのサポート
慢性腎不全で人工透析が平成25年12月から導入されておりましたので、ポイントは初診日の特定とその証明でした。平成6年~東日本大震災までのカルテ開示により診療録や検査結果等がありましたので、日付・検査結果・治療内容を確認していきました。「受診状況等証明書が添付できない申立書」に医証の写しを添付し、現在の通院先で診断書を作成して頂き提出することが出来ました。
(返戻対応)
平成6年から平成23年までの病院で「受診状況等証明書」が提出できないのであれば、次もしくはその次の病院で「受診状況等証明書」を提出するように返戻指示がありました。必ず「受診状況等証明書」を提出しなさいとの主旨でした。改めて「受診状況等証明書」の作成依頼をし、詳細が記載できない旨の申立書付きで【証明できる事実】のみで「受診状況等証明書」を作成して頂けました。
・結果
返戻対応に時間がかかったこともあり4か月ほどかかりましたが、無事障害基礎年金2級で受給することが出来ました。
【社労士から一言】
東日本大震災による地震被害、原発事故による避難指示等により診療録等での証明が困難で当センターにご依頼を頂き受給となったケースです。このようなケース以外にも書類の保存期間である5年を過ぎた初診日の証明では、「受診状況等証明書」の作成が出来ないと断られることもあります。やってみないとわからない部分が大きいのですが諦めずに取り組むことで何とかなるケースもあるのが実情です。
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福島障害年金相談センター
住所:
福島県郡山市鶴見坦三丁目5番8号
電話番号 :
050-6865-2533
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【対象エリア】
郡山市 須賀川市 田村市 鏡石町 石川町 玉川村 浅川町 古殿町 三春町 天栄村 平田村 小野町
福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村
白河市 西郷村 泉崎村 中島村 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 矢吹町
いわき市 南相馬市 相馬市 浪江町 葛尾村 新地町 広野町 楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 川内村 飯館村
会津若松市 会津坂下町 湯川村 柳津町 会津美里町 三島町 金山町 昭和村 南会津町 下郷町 桧枝岐村 只見町
喜多方市 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町
【対象傷病例】
[眼]
網膜色素変性症・網膜剥離・緑内障・糖尿病性網膜症 等
[聴覚/平衡機能/咀嚼嚥下/言語障害]
感音性難聴・突発性難聴・聴力障害・メニエール病 等
[肢体]
変形性股関節症 (人工関節) ・脳梗塞・パーキンソン病・脳出血・関節リウマチ・糖尿病性末梢神経障害
変形性膝関節症・線維筋痛症・くも膜下出血・ギランバレー症候群・ワレンベルグ症候群・多発性硬化症
変形性肩関節症・頚椎性脊髄症・SLE・体幹機能障害・脳性麻痺・膝部淡明細胞肉腫 等
[精神]
うつ病・統合失調症・双極性障害・発達障害・自閉スペクトラム症・知的障害・器質性精神障害・気分障害
高次脳機能障害・アスペルガー症候群・精神発達遅滞・若年性アルツハイマー 等
[呼吸器]
自己免疫性肺胞蛋白症 等
[循環器]
大動脈解離 (人工血管) ・ペースメーカー・拡張型心筋症・心筋梗塞・心内膜欠損症・大動脈弁膜拡張症 等
[腎疾患/肝疾患/糖尿病]
慢性腎不全 (人工透析) ・アルコール性肝炎・糖尿病・ネフローゼ症候群・自己免疫性肝炎・C型肝硬変 等
[血液/造血器/その他]
癌 (直腸がん/胃がん/乳がん/卵巣がん/前立腺がん/肺がん/子宮頸がん/S状結腸がん/膵臓がん)
脳腫瘍・筋ジストロフィー・クローン病・白血病・短腸症候群・神経芽腫・全身性エリテマトーデス
骨髄異形成症候群・半下垂体機能低下症・無ガンマグロブリン血症 当