相談者：女性（20代）

傷病名：双極性障害

決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約208万（年額78万）

 

・相談時の相談者様の状況

　　東日本大震災にて被災され、しばらくは避難先を転々とする生活を余儀なくされました。通っていた学校も転校し、慣れない学校生活を送っていたところ気分の不安定さや不眠などの症状が現れるようになり、近くのメンタルクリニックを受診。その後、不安感や体調の不安定さを抱えながらも高校、短期大学と進学しましたが、いずれも多くの時間を登校することができずに短期大学は途中退学となりました。その後もパニック発作等の症状も加わり、外出することもままならず日常生活に大きく支障がでておられました。

 

・相談から請求までのサポート

　　20歳前からの傷病であったため、障害認定日時点である20歳時点と請求日時点の診断書を取得し、請求を行いました。依頼にあたっては、ご本人様の日常生活状況についてお母様より詳しく聞き取った内容を添付し依頼しました。初診日が7年ほど前でありましたが、お母様によって当時の受診のあった記録が残されていたことから初診日については無事に書類をそろえることができました。また、精神障害者福祉手帳の取得も希望されていたため、手帳請求用の診断書も同時にお願いし書類を揃えることとしました。

 

・結果

　障害基礎年金２級の受給が決定し、約208万円の受給が決定しました。お母様より当面の不安が軽くなったと喜んでいただけました。国民年金の法定免除制度のご案内も行いました。