年金受給を実現した相談者様の喜びの声
『リウマチの中での子育ては難しい事がたくさんあります』
『リウマチの中での子育ては難しい事がたくさんあります』
瀬尾先生へ
改めてこの度は、年金の御手続きありがとうございました。便箋をいただきましたが書面で申し訳ありません。しかしながら、少しでも多くの方に障害年金というものが知ってほしく文章を打たせていただきました。
私は20代で関節リウマチと診断されました。障害年金の存在も知らず、子供2人の子育てと毎日の生活で日々がいっぱいいっぱいでした。
リウマチの中での子育ては難しい事がたくさんあります。抱っこが出来ない、しゃがめない、正座が出来ない、長時間の立位の不可、、、他の親が当たり前にしている事が全てできませんでした。行事は実家の母と主人にお願いし私は見学。何も知らない学校の子供たちは「どうして○○のお母さんは参加しないの?できないの?」と我が子に聞いていた事を後になって知りました。子供たちにもとても寂しい思いをさせたと思います。それは今も変わりません。ある時、本当に自分で自分を責めてしまう時期がありました。
その時にネットで見たものが先生のホームページでした。痛くても辛くても歯を食いしばって正社員として働いていた私にとって希望でした。目に見えない痛みは他人にも伝わらない事がほとんどです。まだ20代でしょ?リウマチって聞きなれないしあまり痛くもなさそうだから若いし大丈夫よね?この言葉を言われるたびに涙を流しました。私はずっとこの痛みを誰にも理解してもらえないまま働き続けるのかと。そんな時、すがる思いで不安を抱えたまま先生に相談をし、前向きに申請する筋道を与えて下さった事ありがとうございます。
無事障害年金2級の受給となった事は感謝してもしきれません。先生もおっしゃっていましたが痛みは見えません。見えないものを見えるようにする事はとても難しいです。朝、痛くて起き上がれなくても知らない人が見れば「いつまでもダラダラと、、、」。お買い物のため障害者用の駐車場に車を停めた時も「あなた障害者じゃないでしょ?」と言われた事が多々あります。もちろん、障害者用のプレートも申請し持っています。車にも掲示しています。それでも信用されず障害者手帳を見せた事もありました。車いすに乗って移動しているとジロジロ見られます。若いから病気にならないとは限らないんです。今は階段の昇り降りがゆっくりしか出来ず、子供の授業参観は必死です。学校の配慮もあり椅子を出してもらっていますが知らない人が見れば「あの人だけ何で椅子に座れるの?」という冷たい視線を感じます。でも我が子の成長を少しでも見たいという親の気持ちが私を動かしています。無理をしていい事なんてないんです。次の日は、体中の痛みで動けなくなります。それでもいいから少しでも親らしくいたい、、、親らしいことをしてあげたい、、、その一心です。正直まだまだ子育ても折り返し点です。あと半分の子育て期間を今のままいれるだろうか、無理をして寝たきりになったら子供たちはどうしよう、考える事は不安な事ばかりでした。その中で障害年金という援助が出来た時、もう無理して働かなくてもいいんだ。自分のペースで自分に合った新しい治療を受けてみよう。という前向きな気持ちがうまれました。リウマチは治療法がいくつもありますが、高額なものほど効き目があります。しかし、手を出せないのが現実です。なぜなら日々の生活が第一だからです。
私と同じように知らない事で損をし、辛い思いをしている方に是非知っていただきたいです。関節リウマチ障害年金で認定をもらうのが難しいとも言われました。それでも私のようにもらえる人もいます。何もしないよりやるだけやってみよう!って少しだけ前向きになってほしいです。私はリウマチの痛みを知っています。寝る事もままならない痛みが来たり、歩けなくなったり、時には物を持つことすら激痛で出来ない事もあります。でも悲しい事に、それら全ての痛みは誰にも見えません。だからこそ自分の体は自分で大切にしてほしいです。そして障害を持っている全ての人にこの制度を知ってほしいです。
ご縁ってあると思います。もし誰かにこの内容が届いたら、それをご縁だと思って先生に相談をしてほしいと思います。私は、先生と出会えて本当に感謝しています。本当にありがとうございました。また、更新時はお世話になります。