白河市で発達障害で休職中の40代女性からご相談を頂きました。仕事への復帰が難しく退職せざるを得ないが生活の事が心配で、障害年金が受給できないかとお問い合わせ頂きました。

　相談するには料金もかかりますか？先月と昨年10月にも通院していますが初診日についても相談をしたいです。

【社労士から一言】

日々障害年金という制度について知って頂きたく、電話・メール・テレビ会議（ZOOM）や相談会（県内5市町村へ出張相談会開催中）にてご説明をさせて頂いておりますが無料です。その後申請をされる際のサポートを希望される方には有償にてサポートを行っております。

初診日は厚生年金加入期間中で、現在は傷病手当を受給しつつ復職を希望していたが復帰が難しいとの事です。傷病手当は1年6カ月を限度に給与のおよそ2/3が受給できる制度ですが、障害年金との併給調整（両方は貰うことが出来ない）となる可能性があります。また、障害年金は原則として初診日から1年6カ月を経過していないと申請が出来ない事から、初診日がいつになるのかを確認すること。今回のケースでは先月、昨年10月どちらにせよこの1年6か月を経過していない為申請出来ない可能性が高いです。また、主治医の作成する診断書がとても重要な判断材料となりますので、主治医とよく相談して診断書の作成をお願いすることが大切である事などをお伝えしました。実際に退職となると、健康保険や国民年金、雇用保険等の手続きも必要となります。私たちは社会保険労務士なのでこのあたりの手続きも専門分野です。ご本人・ご家族の負担が少しでも軽減されることを切望致します。