相談者：男性（60歳代）

傷病名：両下肢機能全廃

決定した年金種類と等級：障害基礎年金1級

支給開始月から更新月までの総支給額：約739万円（年額97万円、内遡及額430万円）

 

・相談時の相談者様の状況

　　アルコール性肝硬変で緊急入院し、断酒により黄疸・腹水などの肝栓障害は改善したが両下肢の神経障害は残存している。リハビリの為に介護老人福祉施設に入所していた。記憶障害は変化が見られたが、歩行障害は強く残存し常時車椅子か歩行器が必要である。

　現在は退所し、ヘルパーサービスを利用し通院している。移動も困難なため電話でやり取りを行い書類は郵送にてサポートをすることとなりました。

 

・相談から受給決定までのサポート

　　リハビリは介護老人福祉施設であったが、通院は当初から同じ病院であったので認定日・現症日2枚の診断書の作成を依頼しました。地域連携室のソーシャルワーカーと話をして、認定日については書けるところだけという事でしたが作成して頂けました。

・結果

　　2ヵ月程で提出することが出来、症状が重かったこともあり1カ月半ほどで障害基礎年金1級となりました。認定日である約5年前に遡っての支給決定となりました。

 

【社労士から一言】

　　両下肢共に筋力はすべて著減で、常時車椅子使用の状態で1級認定となりました。