「ネフローゼ症候群(慢性腎不全)で障害厚生年金3級となり年額60万円が受給出来た事例」
2020/03/09
相談者:男性(60歳代)
傷病名:ネフローゼ症候群(慢性腎不全)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新までの総支給額:約84万(年額60万)
・相談時の相談者様の状況
2019年3月に定年退職し再就職が出来なかった。医師には今後人工透析になるとは言われている。老齢年金の繰り上げは行っていない状況で、ネフローゼ症候群が該当するのかを確認したいと福島での相談会(アオウゼ開催)にいらっしゃいました。
・相談から請求までのサポート
症状をお聞きすると人工透析の可能性は言われているものの、現時点では数値はそこまで悪化はしていない様子。初診日は厚生年金加入期間中であるとの事で3級に該当するかどうかかもしれないとお伝えをしたのち、2カ月近くご連絡がありませんでした。ご自身でかなりの書類を揃えて頂いた段階で改めてご依頼を頂きました。書類を確認したところ、細かい所ですが5カ所ほど指摘事項があり訂正のご依頼をさせて頂きました。ご依頼からは10日ほどで提出することが出来、2カ月ほどで決定が出ました。
・結果
障害厚生年金3級が決定しました。今後は更新、65歳までに人工透析導入となった場合、63歳時点で特老厚の受給権が発生した場合に手続きが必要となりますので引き続きサポートをして参ります。
【社労士から一言】
受給決定となった場合、例示のあるケースを除き1年経過後であれば額改定の申請が可能となります。また更新時の診断書に額改定を添付する場合、60代前半で特別支給の老齢厚生年金を受給し、3級以上に該当し厚生年金の被保険者でない場合に障害者特例を選択する、65歳となり老齢年金との選択を行う場合などがあります。60歳から65歳までは色々な選択肢がありますのでご注意下さい。
--------------------------------------------------------------------
福島障害年金相談センター
住所:
福島県郡山市鶴見坦三丁目5番8号
電話番号 :
050-6865-2533
--------------------------------------------------------------------