相談者　女性（50歳代）

傷病名：パーキンソン病

決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級

支給開始月から更新月までの総支給額：約72万（年額58万）

 

・相談時の相談者様の状況

　　6年ほど前から左手が震えるようになり、調べるとパーキンソン病かもしれないと思い受診した。先日までパート勤務をしていたが症状がひどくなり就労が出来なくなった。手帳は5級でどのタイミングで申請をしたら良いか・確実に受給するにはどうしたらよいかを相談したかった。福島市のアオウゼで行われた相談会にいらっしゃいました。

 

・相談から受給決定までのサポート

　　MRIで検査を行った病院へ受診状況等証明書の依頼を行いました。県立医大はご自身で診断書依頼するのが原則の為、診断書の作成・取得をして頂き日付等の訂正依頼を行いました。ご本人から頂いた病歴の申立書は4枚に及び、治療の為入院も何回かされていました。

・結果

　　診断書を見たとき、正直3級認定も厳しいと思われましたが何とか障害厚生年金3級が決まり受給となりました。

 

【社労士から一言】

　パーキンソン病の症状が、お薬の効果でおさえられている状態のことをオン（ON）現象、反対にお薬の効果が見られない状態のことをオフ（OFF）現象といいます。 この現象が、突然スイッチが入ったり切れたりするかのように出てくる症状がオン・オフ（ON-OFF）現象です。このため、返戻の際に症状がONなのかOFFなのかについて医師照会が来ることがあります。他の傷病でも薬でコントロールされている場合は対象とならない旨お伝えをしています。