選択制確定拠出年金

・選択制確定拠出年金とは?

年金制度を3階建とすると、会社員なら基礎年金を1階とし、その上の2階部分に当たるのが厚生年金ですが、さらに個人や会社員が任意で上積みする3階部分に当たるのがこの確定拠出年金です。ここでの「拠出額」とは掛け金のことを指します。将来受け取ることができる年金額が確定している確定給付型年金とは異なり、運用次第で将来受け取る年金額が変わるという仕組みの年金です。

個人型には、自営業者などが加入する場合と、確定給付型年金も確定拠出年金もない場合に加入するものがあります。
企業型には確定給付型年金がない場合に企業が導入するもの、確定給付型年金がある場合に企業が導入するもの、そして確定拠出年金を上乗せしない。という5つの選択肢がこの3階建て部分にはあります。

・導入するメリット

掛け金として給与から天引きと控除するため収入が減るというイメージもありますが、実はプラスになっていることが多いのです。給与に合わせて所得税や社会保険料は算定されるためこの確定拠出年金に積み立てると給与がその分減らされ、税や保険料負担も小さくなります。

年金積み立てですから実質的には税と社会保険料負担が下がった分、得をすることになるのです。勤務先の会社が労使合意のもと、厚生労働省の承認を受けて企業型401kを導入していれば利用できるシステムです。

この制度を導入することにより会社にとっても給与と賞与が財源のこのシステムなら中小企業でも導入しやすいため、従業員の老後への対策になります。

導入するためには運営管理機関が必要となりますが小規模、少人数でも運用の契約が可能な機関もあります。既に導入済みの企業の例を参考にしてもいいでしょう。

デメリットとすれば給与が減額することになるため報酬で決まる厚生年金保険料の等級も下がります。そうなると厚生年金の受取額も下がるということになります。

ただこの等級も月当たりの報酬が60万5千円以上はすべて同じ額になります。年齢や給与基準によって変動するものですので確認してもいいでしょう。

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